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フクジュソウ


日当りのよい山地に自生しています。草丈は10cmから20cmと小型で、春先に黄色い花を咲かせます。観賞用にも栽培されていて、お正月の園芸店はこれでいっぱいになっていますね。耐寒性は強く、半日陰と腐食質の土を好みます。


毒草名  フジュジュソウ(福寿草)、元日草(がんじつそう)、スプリング・アドニス、コガネバナ、献歳菊(ふくじゅそう)、富士菊、報春菊、Amur adonis
学 名  Adonis amurensis REGEL et RADDE
特 性  キンポウゲ科 フクジュソウ属、おめでたい耐寒性多年草
花 期  3〜4月
仲 間  キタミフクジュソウ、ミチノクフクジュソウ
毒部位  全草、地下根、根茎
成 分  シマリン(Cymarin)、アドニトキシン(Adonitoxin)、アドニン、ソマリン、シマロール、コルコロサイド(Corchoroside)、コンバラトキシン(Convallatoxin)、ストロファンチン(Strophanthin)、イソリネオロン、アドニライド、ウンベリフェロン(Umbelliferone)、スコポレチン、リネオロン
症 状  下痢、嘔吐、腹痛、呼吸困難、心臓麻痺




強心薬として昔から利用されていますが、トリカブト並の劇毒植物なので要注意です。幸福を呼ぶ縁起の良い花としてお正月の飾りとして親しまれています。花びらの多い黄色の花が黄金にに通じるからなのでしょうね。年末ジャンボと共に買っておけば当たったりしないでしょうか?




本来は早春の花で新年に飾られるのは自然の姿ではなく十分に調整された促成花です。ただ、旧正月の時期に合わせると開花期にも入るようです。人間社会に合わせるのも大変ですね。


 

お正月の寄せ植え用のものは根が浅く、ちょっと引っ張ると抜けちゃうものが多いですね。しっかりした根をご希望の場合は鉢植えのものを選ぶとよいかと思います。なお、引っ張りすぎにはご注意です。


 

「三段咲」と言って花弁が三段になって咲きます。




花の後。コンペイトウです。



「根」です。しっかりしています。

-------- 秩父真紅 --------



オレンジの花を咲かせる種です。黄金じゃないのですね。




≪MEMO≫
・おめでたい
・フキノトウとの誤食が多い。
・結実しない。
・絶滅危惧U類(VU)
・花は太陽に向かって咲き、そのパラボラアンテナのような黄色い光沢のある花びらが凹面鏡の役目をし、冬の日差しをめいっぱい集めて暖を溜め、寒さで動きの鈍くなった虫の体を温めて、付いた花粉を遠くまで運ばせるのでありました。・・・・賢いですね。
・「朝日さす 弓師が店や 福壽草」与謝蕪村
・「病室の 暖炉のそばや 福寿草」正岡子規


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